
舞阪町は、浜名湖の南側に位置する浜名郡3町のうちのひとつです。 具体的には、浜名湖南側に位置する雄踏町・舞阪町・新居町を、浜名郡3町といいます。昔は浜名郡にはもうひとつ、浜松市の中に島のように可美村という村があり、可美村は軽自動車で有名な某自動車会社S社の本社からの多額の税収があるため「日本で二番目に豊かな村」と呼ばれていましたが、だいぶ前に浜松市に吸収されてしまいました。以下、舞阪町の概要について簡単にご紹介します。
舞阪町は、近隣町村が浜松市に合併・吸収されるなかで、浜松市とは一線を画し、独自の発展を遂げてきました。特に浜名郡3町のうち、舞阪町と新居町の二つの町は、日本で町制が敷かれて以来、一度も「合併」も「名称の変更」もしたことがありません。これは独立独歩で歩んできたという全国的にも極めて珍しい自治体です。この背景には、浜名湖ボート(競艇)の存在があります。舞阪町は、周辺の一部自治体が出資してできた浜名湖競艇から、収益分配金の恩恵にあずかることができるのです。そのため、町民のあいだには「浜松市と合併してもメリットのほうが少ない」という意見が強く、合併を考えるのはまだ先の話になりそうです。しかし近年、財政基盤が弱ってきていることも事実であり、抜本的な対策・戦略の構築が求められているといえるでしょう。
【舞阪町の概要】
舞阪町(まいさかちょう)は、静岡県西部、浜名湖の東岸に位置する静岡県で一番小さな自治体です。面積はたったの4.63km2。地理的には東側の浜松市、弁天島や浜名湖の今切を挟んで新居町などと隣り合っています。その他浜名湖の一部を挟んで雄踏町が北側に位置します。
舞阪町は町制の施行以来ずっと舞阪町として今日に至っており、町の名前が一度も変わったことがなく、周辺町村と合併をしたこともされたことも一度もない、純血・独立独歩のまちです。これは次に紹介する新居町とともに、全国的にも数が少ない貴重な存在です。
舞阪町は海に面しているため、古くから漁業が主要産業となっていました。同時に東海道に位置しており、宿場として指定されたことから、これに関係した産業も発達。歴史を感じさせる建物や構築物が現在に数多く残されているほか、明治以降に特に開発が進められた弁天島が温泉地・海水浴場として全国的にも名高い存在で、鳥居型のシンボルタワーはあまりに有名です。また、新幹線が唯一海の上を通るのも舞阪・新居の近辺。うなぎやすっぽんの養殖とあわせ、観光と漁業を2本柱にして成長をしています。
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