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ここに示している方言は、あくまで一部分であり、また、この地方の標準的な方言というわけでもありません。方言は浜名湖近辺の各地域によって大きな違いがあります。とくに浜名湖の西岸東岸での方言の違いは非常に大きいのが現状です。あくまでも参考資料としてご利用ください。正しく方言を使いましょう。
あなたの方言を教えてください。(対象は遠州地方在住者に限ります)
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- アクセントの特徴
- 一般には「ジュビロ磐田」の発音にあるように、単語の最初の言葉にアクセントをおく傾向がある。特に県中部で盛んな発音方法。例:「ジュビロ磐田」や「市役所」。(文字だけなのでわかりにくくてすいません)。
- …だら、…らー
- ・・・だと思う、でしょ、でしょう、じゃないのという意味。活用形として「・・・だにー」「・・・だよー」とやたらと「だ」を混ぜる。使用例:「明日は雨だらー」=明日は雨じゃないの。「それはいかんらー」=それは良くないでしょう。応用形「はぁいいらぁ?」=もういいでしょう?
- …けー、…だっけー
- 〜なのですか、の意。けーとのばして語尾を上げるのがポイント。〜だっけー?は、断定の疑問形。使用例:「浜名湖って愛知県にあったっけー?」「違うらー静岡県だらー」など。この「け」の使い方には静岡県西部と中部で決定的な違いがある。
- …ん
- ・・・勧誘の意味を含む疑問の「しない?」は「ん」になることが多い。必ず語尾を上げること。「今日一緒に夕食たべん」というのは食べないのではなく、夕食を食べませんかという意味。特に関東ではこの「ん」は正しく受け取ってもらえず、誤解されることも多い。また、このことを他の地域の人達が知っていたとしても、否定の「ん」なのか勧誘の「ん」なのかを語調と文脈から判断するしかないため、理解しにくいという。使用例:「やらん」=やりませんか、「こん」=きませんか。「いかん」=いきませんか。なお語尾が下がると否定形になる場合が多いが、その場合も否定ではなく勧誘の場合も多い。「やりん」=やりなさいよ、など。他地域の人と意思伝達が非常に難しい方言のひとつ。もうひとつ、「〜が」は「〜ん」と発音する場合がある。「〜が食べたいです」→「〜ん食べたいです」
- …にー、…に
- ですよ、の意。語尾は長めに発音します。非常によく使われ、かつこの地域を代表する表現のひとつ。使用例:「もう二時だにー」=もう二時ですよ。
- …にゃあ
- 名古屋弁の影響。使用例:「今日は雨だでちょっと早く家を出にゃいかんらー」など。
- じょう
- 鍵のこと。「じょうをかう」とよく言います。
- けったー
- 自転車、ちゃりんこのこと。長野県南部と愛知東部などの三遠南信地方で使われる名古屋弁。もともとは名古屋の「蹴ったマシン」が発展したもの。全国共通語だと思っている人が多いが、他の地方では全く通じない。なお全国共通語は「チャリ」である。
- さら
- ・・・ごと、のまま、の意味。使用例:「みかんは皮さらたべれるにー」
- ちゃっと
- Chatではなく、「すぐに」の意味。使用例:「ちゃっとしんとバスがきちゃうにー」。他の地域では通じない。
- あらすか〜
- 「ない」という否定の意味。「そんなことない」は「そんなことあらすかぁ」となる。「あらすけぇ」ともいう。使うのは、比較的お年寄など高齢層が多い。一般的にアクセントは「かぁ」の「か」に置く。
- がんこ
- ものすごく〜、超〜と同じ意味で使われている。「がんこ混んでるらー」(すごく混んでるよね)。「えらい」もほぼ同義語。
- とんでくる
- 走ってくる、の意。広義では急いで来たとの意。あわてていたりする様子を意味合いに含んでいる。「呼ばれたからちゃっととんできたよ」=呼ばれましたので、すぐに走ってやってきました
- ずら
- 既述「だら」の変形。ずらはだらよりも比較的高齢者で使われる。推測の意味を含む。地区によってはすでに死語になっている。
- 〜まいか
- 「〜しましょうよ」という勧誘の意味合いを含む。浜松人のキャッチフレーズ「やらまいか」は「やってみようよ」との意。しかし、この方言を実際にうまく使いこなせる人は少ないという指摘がある。
- とんじゃかない
- 無頓着のこと。むとんちゃく→とんちゃくない→とんじゃかない。「わたしゃぁとんじゃかないから・・・」などと使われることが多い。
- えらい
- 「大変」という意味。使いかたは「こんな荷物を10階まで運ぶのはえらい」という感じで使う。「そりゃあえらかったねぇ」といわれても別に誉められているのではない。「それはご苦労様でした」程度の意味である。別掲「おとましい」と同義の場合も。
- ど○○、ばか○○
- 後ろに続く言葉を強調する。「非常に」「すごく」「とても」という意味合いがあり、よく使われる。ばか○○は、標準的な日本語では頭が悪いという意味しかないため地域外での使用には注意が必要。使用例:このジュースど甘いらー、今日ど寒いよね、今日ばか暑い、前の車ばかのろく走ってるよ。など。「どえらい」「ばかえらい」は「すごく大変だ」「すごく疲れた」という意味がある。ちなみに「○○って、とっても頭が悪いよねー」は「○○って、どバカだらー」
- はー
- 「はー」「はぁ」は「もう〜」の意味。「はあいいらー」は「もういいでしょう?」の意味。「はあ終わっちゃったの?」は「もう終わってしまったのですか?」
- こぞんでる
- 液体などで下に溶けずに溜まっているものがある状態。浜松では「こどんでる」、磐田では「こぞんでる」掛川では「こずんでる」というとの投稿がありました。
- ひずるしい
- まぶしいという意味。割合マイナーな方言か?
- ぶしょったい
- みっともない、だらしがないの意味。方言としては比較的メジャー。使用例「そんなぶしょったい格好をするのはやめなさい」など。
- ねち
- はぐきのこと。
- こわい
- 固い。「このダンゴはこわいわぁ」=このダンゴはカタいです。通用する地域は限定されているかも。なお、静岡の名産品であるお茶の農家では、「こわい」とは、葉っぱが硬くなっている状態をいうそうです。逆の意味を持つのは「みるい」です。
- さたがしい
- 騒がしいの意味。通用する地域は限定されているかも。
- せに
- せには、先日の意味。通用する地域は限定されているかも。
- くろ
- 端の意味。使用例:「そりゃあくろに置いときゃあいいで」などと使われている模様。
- 何やってるよ
- 「何やってるの?」という意味。発音は、「なにやってるよぉ!」語尾上げギミ。
- 〜だいな、だいね
- 「なんでそうなるだいねぇ・なんでそうなるだいなぁ?」は「なんでそうなるの?」という意味。多少方言が薄れて「なんでそうなるだかいねー?」という言い方もある。
- ばかっつら
- ばか、ばかもん、ばかやろうという意味。ただの「ばか」だと「すごく、大変に、非常に」という意味あいもある。
- あらすけー
- 「あらすかー」と同様、否定の意味。「け」にアクセントを置くのが一般的。こちらは「あらすかー」と違い、語尾を上げて「あらすけぇ?」と言う場合がある。「そんな馬鹿なことあらすけぇ?」は、「そんな馬鹿なことがあるのかい?」
- だに
- 「だにぃ」と語尾を上げギミにすると、「ですよ」の意味を持つ「に」に断定の「だ」が加わったものになる。ただし、文中に出てくると「〜なのに」の意味を持つことがある。この場合は語尾を上げない。例「雨だにぃ」は「雨ですよ」。「雨がふっただに道路が濡れてないねぇ」は「雨が降ったのに道路が・・・」という意味。
- もんで
- 「〜もんで」は理由を表す。「携帯忘れちゃったもんで困ったよー」は、携帯電話を忘れてしまったので困りました、という意味。
- だもんで
- 理由を表す「〜もんで」に断定の「だ」が加わったものだが、文頭で使う場合は「だから」の意味になる。例「どうして○○○なの?」「だもんで、○○○だよ」。文頭で使う場合は、ほんの少しだが、なんでこんなこともわからないんだという意味合いを含んでいることがある。
- 俺ゃあ
- 俺は・・・・の意味。「おりゃあトイレに行ってくるだ」は「私はトイレに行ってくる」。「オリャー」という掛け声ではない。
- ええよ
- いいよ。という肯定の意味。「タバコ買って来てくれんかねぇ」「ええよ」は、「タバコ買ってきてくれませんか?」「いいよ」。
- しまいにゃあ
- 最後には・・・の意味。「しまいにゃあ怒るよ」という使い方もされている。
- たいがいは
- 大体は・・・・の意味。「たいがいが失敗に終わる」は「大体は失敗に終わる」の意味。
- ポンポン
- オートバイのこと。浜松はホンダ・ヤマハ・スズキなどオートバイ産業が非常に盛ん。
- なんでだかいねー?
- どうしてそうなるのでしょうか?、なんででしょうか?、という意味。
- 寄せる
- 寄せるというのは取りこむという意味で、「洗濯物を寄せる」というのは「洗濯物を取りこむ」という意味になる。
- みるい
- お茶農家で使われていて、「こわい(硬い)」の反対の意味を持つ言葉で、お茶の葉っぱが若くて軟らかい状態をいうそうです。
- せんきゃべつ
- 千切りきゃべつのこと。浜松を中心とする一部の地域で使われているようだが、立派な方言。
- 洗い上げ
- 洗い上げるは「食器を洗う」という意味。なんとなく通じる。
- はぜる
- 遠州地方では(小規模な)爆発をする、という意味でよく使われていますが、関西では通じないとの投稿がありました。「風船がはぜる」など。
- よさりかかる
- 「寄りかかる」の方言。
- ちんちん
- 物体が非常に熱い状態であることをいう。「ヤカンがちんちんだから気をつけて!」「ちんちんなお風呂」などのように使われている。
- キンキン
- 物体が冷たい状態であることを強調する言葉。熱いことを意味する「ちんちん」の反対語的に使われることが多い。「ビールがキンキンに冷えてる」などのように使われる。
- 〜たかね?
- 〜したのですか?、〜だったのですか?、〜の状態ですか?などの意味。食べたかね?は「(もう)食べましたか?」の意だし、「居たかね?」は「居ますか?」の意として幅広く用いられる。
- しょろしょろ
- もたもたしている状態や、水などが緩やかに流れる状態をいう。
- ぬくい/ぬくとい
- 温かい状態をいう。「今日はぬくいねぇ」
- おとましい
- かわいそうなこと。身体がだるい・疲れている時にも使う場合がある。別掲「えらい」と同義とのいえる。
- なんしょ
- とにかく、何でも、何にしても、という意味。「今日の仕事はなんしょ大変だったやー」(今日の仕事はとくかく大変だったなぁ)
- …だけーが
- …だけれども、の意味。…だけんが、と発音する場合もある。
- ちんぷりかえる
- 怒ってむくれている状態を言うが、あまり深刻でない場合に使うことが多い。
- たまらすけ
- (そんなことになったら)たまらない、堪えられない、という意味。「たまらん」の発展型。
- しゃぴしゃび
- 水っぽいこと。広く使われている。
- はぁ
- 「もう」と同義語。「もういい加減にしてくれ」は「はぁいい加減にしてや」と使う。
- わきゃあない
- わけがない、という意味で、たいがい時間が経つのはあっという間という意味で、「時間が経つのはわきゃあないねー」と使われる。
- 知らすか
- 「ない」という否定の「すか」が使われており、意味は「知らない」「知るわけがない」。「知らすけぇ」ともいう。使うのは、比較的お年寄など高齢層が多い。
- 〜してけつかる
- 〜してやがる、という意味。例:生意気な顔してけつかる、など
- しゃっこい
- 冷やっこい、冷たいの「ひやっこい」がなまったもの
- しょんない
- しかたがない、どうしようもない、という意味の「しょうがない」がなまったもの。「気になってしょんない」などと使う
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